アルファ・ロメオ 8CとGTVを復活 さらにSUV2車種も

公開 : 2018.06.01 20:28  更新 : 2018.06.01 20:29

すべてのセグメントにスポーツカー

「われわれはスポーツカーは野心的であると同時に手の届くモデルであるべきだと考えています。そこで、アルファの歴史の中でももっとも価値ある名前のひとつである、GTVを復活させます。クアドリフォリオでは600psを超えることになるでしょう」

彼は2車種の新たなSUVについても語った。「われわれのラインナップを拡大するタイミングとしては、これ以上ないほど良い時期でしょう。プレミアムカー市場は拡大しており、非常に大きなチャンスがあると考えています」

「鍵となるセグメントがふたつあります。コンパクトUV(ユーティリティ・ビークル)と、フルサイズUVです。このふたつのセグメントが世界全体のプレミアムカー市場の成長の81%を占めています。これらの新車種がブランドの成長を確実なものとするでしょう」

「われわれがこの4年間に学んだことは、アルファのDNAに忠実でいさえすれば、どのセグメントにおいても戦えるということです。ステルヴィオが良い例でしょう」

彼は2022年までに、プレミアムカー市場のおよそ70%に参入すると付け加えた。「われわれはすべてのセグメントにスポーツカーを投入します」

クニスキスはディーゼルのパワートレインを廃止することは「電動化推進の良い機会」と考えているようだ。アルファでは、ハイブリッド、53kmの電動航続距離を持つプラグインハイブリッド、ターボラグの無いE-ブースター・テクノロジーなどを投入している。

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