マセラティ新車情報 新型スモールSUV フルEVのスーパーカーも
公開 : 2018.06.05 21:00
レバンテより小型 スモールSUV
クニスキスは他にも、レバンテの下に位置する新しいSUVの存在に言及した。レバンテの登場によって、マセラティの年間販売台数は2014年の3万台から2017年には5万台にまで引き上げられた。この成功に加えてさらにスモールSUVを投入することで、さらなる飛躍を目指すのだという。2022年までにマセラティ単体で販売台数10万台を達成するのが目標だ。
新たに投入されるフルEVの4モデルも、マセラティがテスラを狙い撃つ新戦略のひとつだ。新モデル群は、「マセラティ・ブルー」の名のもとで販売される。前述したフルEVのアルフィエーリやそのカブリオレの他にも、次期クアトロポルテやレバンテの電動バージョンがパワートレインを共有して登場するだろう。
これらのモデルにはプラグイン・ハイブリッドモデルも用意される。マセラティの計画では、できるだけ多くのセグメントやカテゴリでPHVバージョンを提供することになっていて、2022年までに計8種のプラグイン・ハイブリッド車が登場予定だ。
加えてマセラティは、ギブリを2022年までにモデルチェンジする。一方で他のモデルはそのままアップデート。このモデルチェンジでは、レベル3の自動運転装備も導入される予定で、これによりある状況下ではクルマの自律走行が可能になるという。