新型フィアット500にEV車 2020年登場 エステート「ジャルディ二エラ」も
公開 : 2018.06.07 06:10
FCAは、次世代型「500」に、EV仕様とエステート版を投入することを認めました。小型車市場における500の優位性を、さらに高めることが狙いです。グループ全体でディーゼル車を廃止するなど、電動化をすすめています。
もくじ
ー 500のEVとエステート「Giardiniera(ジャルディ二エラ)」投入
ー 伝統を守りながら進歩を
ー グループ全体で電動化を加速
500のEVとエステート「Giardiniera(ジャルディ二エラ)」投入
フィアットは2020年に「500」のEV仕様とともに、エステート版の「ジャルディ二エラ」を投入することを認めた。
この計画は500とパンダに注力する戦略の一端を担っており、世界的に厳しくなる排出ガス規制の中でニッチ市場を狙うものだ。
さらに、EV版の登場にさきがけ、マイルドハイブリッド仕様が来年登場する。
このラインナップ拡大はフィアットブランドがシティカーのセグメントにおける覇権を取ることがねらいだ。現時点では、500とパンダが市場のおよそ3分の1を占めている。この追加開発により排出ガス規制を満たすことができるだろう。
さらに、今後は販売不振モデルの廃止も検討する。たとえば、13年間製造が続けられているプントや、ティーポなども含まれる可能性がある。