アウディ・アイコン 2021年に限定生産も ドローン搭載/航続800km

公開 : 2018.06.08 07:10

航続距離 800km目標

観音開きのドアから乗り込むと、Bピラーが廃されていることに気づく。ステアリングやダッシュボードがないことにより前席のスペースは拡大。シートは乗降時に前後に500mm移動し、角度も最大15度変化する。リアはふたりの乗員のためのベンチシートを搭載した。

自動化についていえば、アウディの開発陣は小型ドローンを搭載するライセンスを取得したようだ。夜間に乗員が降車した際、足元を照らす「ライト・コンパニオン」機能を果たすという。

アイコンは4つの電動モーターによって駆動。タイヤ寄りの低い位置にそれぞれマウントされ、26インチホイールを動かす。アウディの内部筋によれば、動力性能は2018年発売のe-トロン・クワトロ・コンセプトの355ps、41.3kg-mが参考になるという。

バッテリーはフラットフロア構造の内部に搭載され、現在の同サイズのリチウムイオンバッテリーの2倍以上の容量を持つという。理論上は、800km近い航続距離を実現する計算になる。

充電は800Vシステムによって行われ、30分間で80%までの急速充電が可能だという。従来型のプラグイン充電も可能だが、ドライバーが運転操作をしない自律走行で充電設備まで走行することもできるという。

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