新型メルセデス・ベンツAクラス A250に試乗 高級で快適 新たな基準に
公開 : 2018.06.13 10:10
新型Aクラスです。90年代にデビューするや、いきなりエルクテストの洗礼を受けたこのクルマですが、4代目となる新型が登場しました。国際試乗会で議論となったトーションビームに替えて、マルチリンクのリアサスペンションが標準のA250にはどのような評価が?
もくじ
どんなクルマ?
ー ただよう高級感 リアはマルチリンク
どんな感じ?
ー 洗練と活気 ホットハッチは目指さない
ー 優れた乗り心地 インテリアも高級
「買い」か?
ー 快適さが魅力 選ぶならこのモデル
スペック
ー メルセデス・ベンツ Aクラス A250のスペック
どんなクルマ?
ただよう高級感 リアはマルチリンク
90年代に登場したAクラスは、エルクテストで被った不名誉を乗り越えて、ようやくここまでたどり着いた。高級感をただよわせる4代目は、まるでCLSの短縮版のように見える。少しお高くとまっているように見えるかも知れないが、それも良い意味でだ。
新型Aクラスには、これまでのところ、ディーゼルのA180dと、ガソリンのA200とA250がラインナップされ、すべてがオートマティック・トランスミッションとの組み合わせとなる。マニュアルギアボックス・モデルと、ディーゼルとガソリンの高性能版は、2019年登場予定だ。
国際試乗会でA180dを運転した際の議論のとおり、A200を含めた新型Aクラスのリアサスペンションはトーションビームとなるが、今回テストするA250では、標準でマルチリンクが採用されている。