ジープ・レネゲード フェイスリフト版 トリノモーターショーで発表
公開 : 2018.06.07 16:10
英国でのジープ販売台数の7割を占める
車内では、今までの6.5インチのインフォテインメントスクリーンがより大型化され、ボタン類が取り除かれている。ただし、ハウジングの大きさは変わっていないため、使っているスペースは同様だ。
フィアット500Xと姉妹関係にあるレネゲードは、ジープが欧州でもっとも成功を収めたモデルだ。日産ジュークも同じセグメントに属している。日産キャシュカイのライバルとなるジープ・コンパスは、このブランドの成功のカギを握る存在だ。
ジープのスポークスマンは、改良型レネゲードは2018年9月に発売されると語る。価格はわずかに上昇する見込みだ。同ブランドは2017年の英国の売り上げが振るわず、販売台数は6380台、市場シェアは0.25%まで落ち込んだ。これは2016年の1万4090台から55%の減少だ。その中でレネゲードの売り上げは4540台であり、ジープ全体の英国売り上げの70%を占めた。
ジープのマイク・マンリーは以前AUTOCARの取材に対し「欧州でレネゲードの売り上げが伸びていることは良い知らせです。欧州最大のセグメントに投入されるコンパスの発表を控えており、2018年には非常に大きな伸びが期待できるでしょう」とコメントしている。