ポルシェ911スピードスター・コンセプト発表 991.2世代、最後か 画像14枚
公開 : 2018.06.09 09:18 更新 : 2018.06.09 10:08
新型スピードスター 意匠はクラシカルに
コンセプトカーは911カレラ4カブリオレのボディを基本とし、リアのトノカバーやフロントのボンネットはカーボン製。バケットシートも同様。
以下3点の装備は省略されている。
・ナビゲーション
・オーディオ
・エアコン
1950年代に見られたディテールがそこかしこにあり、ボンネット中央のフューエルタンク・キャップもその一例。タルボ形状のドアミラーもクラシカルなものに置き換わっている。
十字型のような効果を生み出すヘッドライトカバーの表面処理はポルシェ・モータースポーツの黎明期に普及した、飛び石による破損を防ぐためヘッドライトにテーピングを施すという慣例への敬意を表したものだという。
ワイドなBピラーと車体後部は、圧延金メッキされた「Speedster」のレタリングで飾られている。
シート後部からトノカバーへとつながる意匠は、言うまでもなく1988年以来のスピードスターからヒントを得たものである。
「スピードスター」と名の付くモデルの例に漏れず、フロントウインドウは短く、そして倒されている。
シャシーは911 GT3由来で、フックスデザインの21インチホイールはハイグロスポリッシュのクローバーリーフが細かなコントラストを生み出している。このタイプのホイールとしては、初めてセンターロック方式を採用しているのもポイント。