5月の「軽」販売 トップはどこ? 「2018年5月に売れた日本車」
2018.06.10
2018年5月 車名別 販売台数ランキング
1位 ホンダN-BOX 1万8817台
2位 スズキ・スペーシア 1万1298台
3位 トヨタ・アクア 1万325台
4位 ダイハツ・タント 9575台
5位 ダイハツ・ムーヴ 9550台
6位 トヨタ・プリウス 9221台
7位 日産ノート 8654台
8位 日産デイズ 8543台
9位 スズキ・ワゴンR 8038台
10位 日産セレナ 7397台
11位 トヨタ・ルーミー 7099台
12位 ダイハツ・ミラ 7072台
13位 トヨタ・ヴォクシー 6194台
14位 トヨタ・タンク 6189台
15位 スズキ・アルト 6010台
N-BOX、他車を大きく引き離す 9カ月トップ
月間の乗用車の車名別ランキングでは、“軽高登低” の傾向が続いている。首位に立ったのは昨年9月に全面改良を実施したホンダN-BOXで、前年同月比43.4%増の1万8817台の販売を成し遂げて9カ月連続での首位に輝く。続く第2位には、同45.8%増の1万1298台を販売したスズキ・スペーシアが前月と同様に位置。第3位には、4月に一部改良を行って同36.7%増を成し遂げたトヨタ・アクアが2ランクアップで入った。さらに、第4位には昨年12月に一部改良を実施したダイハツ・タントが、第5位にはダイハツ・ムーヴが入り、トップ5のうち4モデルを軽自動車が占有する。
トップ10で見ると、登録車は4車種で、残り6車種が軽自動車。この比率になるのは、7カ月連続である。また、月間販売台数で1万台を超えたのは軽自動車のホンダN-BOXとスズキ・スペーシア、ハイブリッド車のトヨタ・アクアという3モデルのみ。ユーザーの低燃費志向、そして節約志向は依然として続いているようである。
注目のニューモデルの動向を見ていこう。3月にe-POWERモデルを追加した日産セレナは前年同月比23.3%増(7397台)を成し遂げて第10位に、コンパクトトールワゴンの定番モデルとして地道な人気を誇るトヨタ・ルーミーは同38.7%増(7099台)で第11位、トヨタ・タンクは同34.7%増(6189台)で第14位に位置。4月にModulo Xの一部改良などを実施したホンダ・ステップワゴンは同57.1%増(3661台)で第28位に、新ジャンルの小型クロスオーバーワゴンを謳って昨年12月にデビューしたスズキ・クロスビーは月販目標の2000台を大きく上回る3149台を記録して第33位に、5月に新ボディ色の設定などを行ったホンダ・シャトルは同82.7%増(2750台)で第37位に、昨年12月に発売した新型3列シートクロスオーバーSUVのマツダCX-8は月販計画1200台の約2.1倍となる2484台を販売して第41位に、昨年9月にプラドをマイナーチェンジしたトヨタ・ランドクルーザーワゴンは同82.8%増の2389台で第42位に入る。
また、5月にSKYACTIV-D 1.8を新搭載するなど大幅改良を図ったマツダCX-3は同184.1%の大幅増(2060台)で第45位に、昨年10月に第2世代に切り替わった日産リーフは同160.3%の大幅増(1765台)で第48位に、昨年7月に全面改良したトヨタ・カムリは同1825.8%の大幅増(1271台)で第51位に、4月に一部改良や特別仕様車の設定などを行った三菱デリカD:5は同36.5%増(1020台)で第55位にランクインした。