スクープ ポルシェ新型911(992型) PHEV投入、外寸やや拡大
公開 : 2018.06.12 11:50 更新 : 2018.06.14 11:45
プラグインハイブリッドも投入
確実にいえることは、この新型911はガソリンと電気のプラグインハイブリッド仕様が開発されているということだ。992がフェイスリフトを受ける2022年ごろまでに発売される見込みは低いが、この新システムはカレラの3.0ℓターボにモーターの組み合わせで500ps程度になるようだ。
このプラグインハイブリッドは第2世代パナメーラで使われているリチウムイオンバッテリーよりも高性能なものが搭載される。容量は11kWh程度になるだろう。
911の完全電動仕様が投入されるといううわさについてはどうだろうか? プロジェクトリーダーのオーガスト・アクライトナーはいう。「2年前であれば、ありえませんでした。しかし、今では完全に否定することはできません」
現行911と同様、新型も7速MTまたは7速PDKが選択可能だ。PDKにはさらなる改良が加えられ、シフトスピードの向上や発進やコースティング時の高効率化が図られている。
また、3代目カイエンにも搭載されたカーバイドコーティングのブレーキが採用される。
しかし、992を登場させる前に、ポルシェは991への最後のはなむけとしてスピードスターを投入する。911カブリオレをベースとし、独特のウインドスクリーンとルーフ形状を持ち、限定生産される。
2018年型911スピードスターには、カレラSと同様の420psの3.0ℓフラット6が搭載される見込みだ。