スクープ ポルシェ新型911(992型) PHEV投入、外寸やや拡大
公開 : 2018.06.12 11:50 更新 : 2018.06.14 11:45
番外編 時代を象徴する911
1963年 901
356の後継として、911は初期からエンスージアスト達の人気を集めた。プロトタイプは1963年のフランクフルトショーで901として発表されたが、1964年の発売時には911と改名された。
1973年 911カレラRS2.7
ポルシェがグループ4のホモロゲーション用として発売したモデル。当初は500台のみが生産されたが、瞬く間に完売となった。そこで、ポルシェは生産枠を1580台に拡大した。
1975年 930ターボ
ポルシェは初めて911にターボ付き3.0ℓフラット6を搭載し、264psを誇った。「ホエールテール」と呼ばれるリアスポイラーやワイドなホイールアーチを持つ。
1987年 カレラ・クラブスポーツ3.2
カレラ・クラブスポーツは軽量、高性能化された911だ。奇妙なことに、軽量化を尽くしながら電動ドアミラーやヘッドライトウォッシャーが搭載されていた。
1994年 993カレラ
911の生産はこの後20年にわたって続けられているが、993は純粋主義者にとっての最後の「真の」911として崇められている。空冷エンジンを搭載する最後のモデルだ。
1996年 GT1
このGT1は耐久レースにおけるホモロゲーション用に生産され、25台のストリートバージョンが存在する。レースバージョンは1998年のル・マンで勝利を収めた。
1997年 996カレラ
ポルシェが996型に水冷エンジンを搭載したことにより、911のラインナップはほぼ刷新されたといえる。1963年の登場以来最大の変革であろう。
2010年 GT2 RS
「ポルシェ・モータースポーツの酔狂たちが送り出す合法的なじゃじゃ馬、もしくはシュトゥットガルト製の最狂市販車」とわれわれはいった。
2015年 991.2カレラ
現行911はモデル最大かつ最重量だ。しかしそれと同時にターボを導入したおかげで最速で万能なモデルでもある。
2019年 992カレラ
次世代型911はさらに一歩先を行くものになるだろう。特に初めてハイブリッド化される911となり、パフォーマンスも向上する。