初試乗 ポルシェ・マカン・プロトタイプ 新型、細部の変更で熟成深まる

公開 : 2018.06.15 10:10

インテリアは大きく変更 TFTセンタースクリーン採用

エンジン以外にも、軽量化のためにアルミ製サスペンション・アップライトへの変更や、遮音性や乗り心地の改善、ステアリングの再セッティングや、オプションでタングステン・コートのブレーキの設定(ホワイト塗装のキャリパーのように見える)が行われた。

見た目の変更で言えば、ライトやバンパーのデザインが少々変更されただけでなく、インテリアに大きな変更が施されている。センターにはTFTスクリーンが採用され、最新式のインフォテインメント・システムが搭載されている。一方で計器類は、少なくともわたしがテストした車両ではアナログのままだった。

比較する現行モデルがその場にない状態では、シャシーの違いを見つけるのは難しい。おそらくそれができるのはポルシェのエンジニアだけだろう。

エンジンはまた別の問題だ。残念ながらマカンがもともと搭載していた4気筒エンジンを運転したことがなかったのだが、これが予想に反してかなり良かった。ゴルフに搭載されるエンジン同様、スムーズに回り、高回転では個性豊かだ。そして相当飛ばさないかぎり、6気筒モデルにもついていける。これは純粋にうれしい驚きだ。

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