バイトン、サルーン・コンセプト発表 中国発 レベル4の自動運転も
公開 : 2018.06.13 17:50 更新 : 2018.06.13 18:57
生産に向け資金調達 CEOは元BMW iトップ
今回のCES アジアが開催された上海からそれほど離れていないところに、最近移転した南京の本社や製造工場がある。この工場では、もうすぐ年30万台の生産が可能になる。
バイトンは他にも、ミュンヘンにデザインセンター、シリコンバレーにソフトウェア開発拠点を持っている。
バイトンは最近、中国のFAWグループからの投資で5億ドル(550億円)以上を確保した。ブライツフェルはこの資金があれば、「以前よりずっとバッテリーの価格をコントロールできるポジションに立つことができる」という。バッテリーは販売価格に影響を与える大きなファクターで、M-バイトのベースグレードは30万元(518万円)ほどで販売されると予想される。
バイトンのマネジメントチームには、BMW iのトップも務めたブライツフェルを筆頭に、インフィニティの中国部門トップだったダニエル・キルハーやアルパインの技術者でAUTOCARアワード受賞者のデイビッド・トゥーヒグのほか、元BMW上級役員などが在籍している。