VWゴルフRパフォーマンスパック 試乗 アクラポビッチの音が魅力
公開 : 2018.06.25 10:10 更新 : 2018.06.25 16:14
「買い」か?
パフォーマンスパックを選ぶか否か
シビック・タイプRの奇抜なスタイリングが気に入らないひとや、フォード・フォーカスRSの荒い乗り心地を日常利用で我慢できない向きには、ゴルフRは魅力的なモデルだといえる。スタイリングも上品だし、シャシーの設定もそれほど過激ではない。
といっても、これは通常のゴルフRと変わらない。ポイントは、パフォーマンスパックのために追加費用を支払う必要性や、価値があるかどうかだろう。
率直にって、もし頻繁にサーキットでの走行を楽しむことがないのなら、このオプションを選択する必要はないと思う。標準のブレーキでも、郊外の道を思いっきり楽しむのに充分な制動力を持っている。2300ポンド(34万円)の価値を見出すのは難しいのではないだろうか。また、810ポンド(12万円)の追加費用が求められる「スピルバーグ」ホイールも、わたしには納得できるものではなかった。
しかし、アクラポビッチ製のエグゾーストは魅力的。
素晴らしい仕上がりだと思う。
フォルクスワーゲン・ゴルフRパフォーマンスパックのスペック
価格 | 3万8910ポンド(583万円) |
全長×全幅×全高 | – |
最高速度 | 267km/h |
0-100km/h加速 | 4.6秒 |
燃費 | 14.0km/ℓ |
CO2排出量 | 163g/km |
乾燥重量 | 1535kg |
パワートレイン | 直列4気筒1984ccターボ |
使用燃料 | ガソリン |
最高出力 | 310ps/5500-6500rpm |
最大トルク | 38.6kg-m/2000-5400rpm |
ギアボックス | 7速デュアルクラッチAT |