BMW 8シリーズ、ル・マンで発表 まずはM850i/840dを投入
公開 : 2018.06.16 11:26 更新 : 2018.06.16 11:27
スポーツカーらしいV8サウンド
このクルマはM8や耐久レース仕様のM8 GTEの存在を強調するため、ル・マン24時間での発表が行われた。
レースカー譲りのダブルウィッシュボーン式フロントサスや、リアには5リンク式がおごられた。M850iの20インチのホイールには専用開発のブリヂストン製タイヤ(前245/35R20、後275/30R20)を装着する。他にも、電子制御ダンパー、新xDriveシステム、可変パワーステアリング、リミテッドスリップデフなどが特徴だ。さらに、395mmのブレーキが装備される。
レスマンはV8エンジンとMスポーツ・エグゾーストシステムにより「非常にスポーティなサウンド」を発生するという。「スポーツカーらしいサウンドというだけではなく、本当のV8サウンドです。サウンドジェネレーターによるものではありません」
840dには標準で18インチのホイールが装着されるが、オプションで19または20インチも選択可能だ。アクティブクルーズコントロールなどの運転支援装置も標準で装着される。レーンキーピングアシストなどはドライビング・アシスタント・プロフェッショナルというパッケージで選択できる。
8シリーズの全長は4843mm、ホイールベースは2822mm、全幅1902mm、全高1341mmだ。荷室容量は420ℓが確保されている。このモデルのデザインにはBMWの新デザイン言語が用いられており、よりモダンかつエモーショナルなルックスを得ている。レスマンによれば、デザインの要素の一部は1970年代のスポーツカーから得られているという。