BMW 8シリーズ、ル・マンで発表 まずはM850i/840dを投入

公開 : 2018.06.16 11:26  更新 : 2018.06.16 11:27

筋肉質なルックス 高級な内装

このクルマのデザインで目につくのは、大型化されたキドニーグリルやBMW車でもっともスリムなヘッドライトだろう。これに合わせテールライトも細くなっている。さらに、筋肉質な側面と、「ダブルバブル」と呼ばれるルーフのくぼみが特徴だ。大型のフロントおよびリアスポイラーにより、グリップが向上している。

車内では、8シリーズ専用のシートが与えられている。12.3インチのメーターディスプレイや、10.25インチのタッチスクリーンが標準装備される。さらに、BMW製のヘッドアップディスプレイが加わる。タッチパネル、ボイスコントロール、ジェスチャー、またはiDriveコントローラーによって操作することができる。

インテリアはクリーンなデザインで構成され、若干ドライバーの方を向いた形となっている。これは「スポーツカーには重要な特徴です」とレスマンはいう。またプレミアムカーらしい質感のため、各所に本革が使用されている。オプションでダイヤモンドカットのガラス製ギアレバーなども装着される。

BMWは追加されるエンジンについて明かしていないが、マイルドハイブリッド版が検討されているようだ。将来のモデル展開については検討中とのことだが、グランクーペやカブリオレが投入される可能性は高い。

8シリーズの価格は840dで7万6270ポンド(1121万円)から、M850iでは10万45ポンド(1470万円)からとなる。

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