BMW 8シリーズ、ル・マンで発表 まずはM850i/840dを投入
公開 : 2018.06.16 11:26 更新 : 2018.06.16 11:27
番外編 同じ名前、異なるミッション
BMWが8シリーズという名称を使うのはこれが2度目だ。
1989年から1999年にかけて生産された初代も、プレミアムマーケット向けの最高級2ドアクーペだった。しかし、今回はその後継ではないという。
初代8シリーズはトラクションコントロールや、速度感応式パワーステアリングなどの当時の最先端技術を搭載していた。最上位の850iには5.6ℓV12を、エントリーグレードにはV8を搭載していた。しかし、10年間で3万台程度しか販売されなかったのだ。
サラ・レスマンはいう。「以前の8シリーズはスポーツカーというよりも、BMWの先端技術の見本のようなクルマでした」
この名称を使った意味は、以前の8シリーズに似せるというよりも8という数字にあるようだ。「BMWの歴史において、8というのは特別なプロジェクトに使われます。8シリーズ、Z8、i8などがあてはまります」
「8シリーズは斬新で、ラインナップの中でも何かに秀でたモデルにぴったりの名称です」