FCAセルジオ・マルキオンネ代表、有終の美を飾れる? 過去5年の公約と実績
公開 : 2018.06.23 08:10
番外編:アルファ・ロメオの公約と実績
前回5カ年計画とその実績、さらに今回の新5カ年計画の中味を見ておこう。
2014年当時の公約
・7つの新型モデル(CセグメントSUV、DセグメントSUV、スポーツサルーン、エグゼクティブサルーン、新型ジュリエッタとその派生モデル、スペシャリティモデル含む)
・米国と中国市場進出
・2018年までの世界販売台数40万台達成
実績
・ジュリアとステルヴィオの新型2モデル
・米国と中国市場進出
・2017年の世界販売台数10万9000台
2018の新たな公約
・7つの新型モデル(CセグメントSUV、EセグメントSUV、GTVと8Cに加え、ジュリエッタ、ジュリアとステルヴィオの改良モデル)
・6つのプラグインハイブリッドモデル
・ピュアEVのモデルラインナップ
・レベル2とレベル3の自動運転実用化
・平均モデルライフ3年以下の達成
・ふたつの地域限定モデル(中国向けロングホイールベース版ジュリアとステルヴィオ)
・2022年までの年間販売台数40万台と利益率10%の達成
ジープの公約と実績
2014年当時の公約
・2018年までの190万台生産達成(73万2000台からのスタート)
・小型SUV発売
・3列シートモデル発売
・1カ国4工場体制を6カ国10工場体制へ
実績
・生産台数190万台達成
・年間販売台数185万台から190万台
・レネゲード発売
・3列シートモデルの発売は2020年に延期
・6カ国10工場体制構築
2018の新たな公約
・毎年ふたつの新型モデル発売
・新たに3つのセグメントへ進出(BセグメントSUV、ワゴニア/グランドワゴニアと、1tトラック)
・2022年までに10のプラグインモデル
・2022年までに4つのEVモデル
・すべてのモデルに電動化オプションを設定
・2021年までにレベル3の自動運転実用化
・2022年までに世界市場でのSUV販売の12台に1台をジープブランドに