動画(2)ボルボS60 T6インスクリプション、走る 初の米国工場で生産
公開 : 2018.06.21 20:20
ボルボS60「T6インスクリプション」の走行シーンを収録した1分動画です。同社初の米国工場で生産される新型。今後は世界各所に生産拠点を設けることにより、グローバル市場における競争力を強化することが期待されます。
S60 T6インスクリプション走行映像
ボルボの新型S60は、同社初の米国工場(サウスカロライナ州チャールストン)で製造される。工場のオープンとともに「S60 T6インスクリプション」の走行映像が公開されたのでご覧いただきたい。
総工費7億7200万ポンド(1124億円)をかけたこの工場はS60の唯一の生産施設となり、2021年に発売される次期型XC90の生産も行う予定だ。
1600エーカーの面積を持ち、今年末までに1500人が新規雇用される。最終的な従業員数は4000人程度となり、年産15万台の生産力をもつことになる。
ボルボはスウェーデンやベルギーに工場を持っている。また中国にエンジン工場、インドやマレーシアに組み立て工場がある。今回初めて米国に工場を建設したことにより、生産能力のさらなる拡大が期待される。
ハカン・サミュエルソンCEOは、チャールストン工場について、「米国をボルボの第3の市場として確立させる役割を担っています。セダン・セグメントおよびSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)は、収益性向上への実績があり、米国のみならず世界のボルボ・カーズにとって大きな成長の機会を提供するでしょう」と語っている。