ボルボ初のEV車、XC40に 既存モデルの選択肢として設定
公開 : 2018.06.22 06:10
ボルボ初の完全なEV車はXC40となることが明らかになりました。ポールスターの「2」の後に登場が予定されています。ポールスターは全く新しいモデルを開発するのに対し、ボルボはあくまでも既存モデルのパワートレイン選択肢のひとつとしてEVを用意します。
もくじ
ー ポールスター「2」の直後に登場か
ー あくまでも既存モデルの選択肢のひとつに
ポールスター「2」の直後に登場か
ボルボのデザインチーフを務めるトーマス・インゲンラートは、同社初のEVがXC40の派生型となることを認めた。これに引き続き、次期型XC90もEVが設定される。
新型S60の発表の場で、インゲンラートはXC40のEVについて、ボルボの電動サブブランドであるポールスターが2019年に発売する「2」に続く形となることを明かした。
インゲンラートによれば、ボルボは既存モデルにEV仕様を追加する方針を採っており、VWのI.D.シリーズのようなEV専用モデルの開発は行わない。
「ボルボ初のEVがXC40となることはもはや秘密事項ではなくなりました。ポールスター2のすぐ後に登場することになります。その後、次期型XC90が続きます」
「これがボルボの電動化のマスタープランです。われわれは現存のラインナップの中でのパワートレインの選択肢のひとつとして用意します」
「これは他の多くのメーカーとは異なる方針だと思うかもしれません。しかし、わたしには彼らの方針こそ、長期的な成功像が浮かびません。今後ますます電動車の割合が増えるなかで、どのように共存させるつもりなのでしょうか。パワートレインの選択肢として存在する方がより自然なように感じます」