動画 アウディR8 vs ドゥカティ・パニガーレV4 ドラッグレースで対決
公開 : 2018.06.24 10:10
クルマ対バイクです。クルマ代表はアウディR8、バイク代表はドゥカティ・パニガーレV4の同門対決ですが、どちらもローンチコントロールを備えたモデルながら、パニガーレでタイムを出すには、やはりそれなりのスキルが必要なようです。それでは今回の対決をお楽しみください。
もくじ
ー 同門対決 見慣れたスーパーなモデル
ー ローンチコントロールには大きな違い
ー オンボードカメラが語る真実
ー フロントリフトとの闘い 主導権は誰の手に?
ー 動画でみる同門ドラッグレース
ー 番外編:パニガーレのスタート方法
同門対決 見慣れたスーパーなモデル
クルマ対バイク。これまでも、そしてこれからも続く話題だろうが、今回の対決も興味深い。もはや年中行事となった世論調査のようなものであり、今回はその最新結果だと思ってもらえばいい。この対決はこれまで約100年ものあいだ続いており、これからも同じように繰り返されるに違いないのだ。
今回の設定は非常に単純だ。2台をドラッグレースで競わせる。スーパーカーとスーパーバイクの対決だが、直ぐにこの「日常使い」できるスーパーな2台が、どちらも同じ出自を持っていることに気付くだろう。すなわち、ドゥカティの経営権はアウディが握っているのだ。
アウディが送り出すのは、見慣れたスーパーカーともいえるR8だ。このクルマは車体中央に積んだ自然吸気V10エンジンのパワーを、ローンチコントロール付きデュアルクラッチ・オートマティックトランスミッションを介して四輪全てに伝える。なお、今回の車両はプラス・バージョンではなく、541psと54.9kg-mのパワーを発揮するノーマルのR8であり、12万6200ポンド(1906万円)のプライスタグを掲げる。
一方のドゥカティもよく見るスーパーバイクだが、有名なVツインに替えて、新たに与えられたV4エンジンが、このモデルをこれまでとは違った存在にしている。1103ccの排気量をもつパニガーレV4は、R8と同じくトップモデルのSではなく、毎日乗ることのできる使い勝手の良いモデルだ。175kgのボディに、214psと12.7kg-mのパワーを組み合わせ、アウディほど使いやすくはないが、ローンチコントロールまで備えたこのドゥカティは、わずか1万9250ポンド(291万円)で手に入れることができる。