メルセデス C、E、S、GLEのPHEV生産終了 次世代型生産のため
公開 : 2018.06.26 11:10
新パワートレイン 続々と設定
メルセデスのスポークスマンはAUTOCARの取材に対し、このシステムが最初に搭載されるのはSクラスになると明かした。すでに英国以外の市場には投入されているが、6気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたS560eがまもなく発売される。
それに続き、4気筒ガソリンまたはディーゼルを搭載した2種類のEクラスPHEVが発表されるだろう。これは今年末ごろに納車が開始される見込みだ。
2019年春には、同じ4気筒ディーゼルを搭載したCクラスPHEVも登場する。さらにその後、アウディA3 eトロンのライバルとなる新型AクラスのPHEV仕様が発表されるだろう。
メルセデスはGLEの後継車について明かしていないが、AUTOCARでは今年後半に発表されると考えている。SクラスPHEVと同じパワートレインを搭載するGLE560eが設定される見込みだ。
近年、メルセデスのハイブリッドモデルの需要は急増している。中でも、英国で最も売れているのはCクラスPHEVだ。昨年、Cクラスのセダンの売り上げのうち9.2%、エステートのうち14.4%がPHEV車であった。