フォルクスワーゲンXL1の技術を移植
公開 : 2013.03.19 12:03 更新 : 2017.06.01 01:49
フォルクスワーゲンは、XL1を今年限定生産するが、そのテクノロジーは他のモデルにも移植されると言う。
XL1は、2気筒ディーゼルとモーターで駆動され、110km/ℓの燃費と21g/kmのCO2排出量を誇る。現時点では、最も経済的なプロダクション・モデルである。
そして、この技術が、フォルクスワーゲン・ゴルフとアウディA3というMQBアーキテクチャーに基づくプラットフォームを持つモデルに流用されることとなる。
ただし、そのエンジンは、4気筒に変更され、6速のデュアル・クラッチ・ギアボックスの組み合わせとなる。最高41.5kg-mのトルクとなり9kWhのバッテリーが搭載される。モーター単独で48kmの走行が可能で、燃費は62.7km/ℓから66.6km/ℓの間をマークすることが目標だ。この新しいパワー・ユニットを搭載したアウディA3は、今年後半に発表される予定だ。
また、ゴルフ・ハイブリッドはツイン・ドライブというネーミングで、その1ヶ月後に登場する。一般的なゴルフより200kg重く、そのバッテリーとモーターを保護するために、構造も若干の変更される。にもかかわらず、パフォーマンスは0-100km/hが7.5秒だという。