次期型ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア) 2019年登場 大幅な技術進化も
公開 : 2018.06.27 12:10
ハイブリッド版も追って登場
新型クリオは日産マイクラとも共通のCMF-Bプラットフォームを採用している。エンジンは1.0ℓとメルセデス製の1.3ℓにくわえ、1.5ℓのディーゼルも用意される。さらに、エコ2とよばれる48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載したバージョンも登場予定だが、その時期は未定だ。プラグインハイブリッドは2020年に登場するだろう。
昨年、ルノーを率いるカルロス・ゴーンは、同社が今後5年間に8車種の電動モデルを発売すると発表した。しかし、完全なEV版クリオはこの中に含まれていない模様だ。
これは、クリオEVが現行ゾエの売り上げを共食いするのではないかとルノー経営陣が危惧しているためだ。ゾエは2017年に欧州で最も売れた電動車であった。
また、クリオRSとよばれるホット版も2020年に発表されるだろう。現行モデルはすでに生産終了が決定され、RS18という最後の限定車が発売されたところだ。
次期型クリオRSは先代の1.6ℓ4気筒が引き継がれる可能性もあるが、メガーヌRSの1.8ℓターボがデチューンされて搭載されるかもしれない。フォルクスワーゲンもゴルフGTIのエンジンをデチューンしてポロGTIに使用している。