アルファ4Cクーペ、存続の危機 スパイダーは安泰 8C/GTVにも期待
公開 : 2018.06.29 11:50
4Cスパイダー、洗練へ
アルファ・ロメオとマセラティのエンジニアリング部門を率いるロベルト・フェデリは、フェイスリフト版の4Cは洗練性に磨きをかけるという。
具体的にはサスペンションとステアリングが見直される。加えて新しいエンジンの採用も否定していない。
8C/GTVに期待できる
4Cクーペが属するカテゴリーは、ビジネスが難しいと言われている。特にヨーロッパでは安定した売れ行きを維持することは簡単でなく、同マーケットを率いるアウディTTでさえ1〜5月の間に5520台しか売れていない。
アルファ・ロメオは8CとGTVの復活を示唆しており、「スポーツカーメーカー」としての矜持を顧客にアピールしたいと考えている。
4Cクーペの「戦線離脱」は残念であるものの、他モデルの復活を考えると期待は持てそうだ。