日産GT-R50 by イタルデザイン ベースはニスモ 写真12枚

公開 : 2018.06.29 15:28  更新 : 2021.03.05 18:51

GT-R50 by イタルデザイン そのデザインは?

フロントには、ほぼ車両の幅いっぱいに広がる個性的なゴールドのインナーパネルを採用。ボンネット上にはパワーバルジが鎮座し、シャープなLEDヘッドライトがホイールアーチから冷却用のインテーク上端へ向け配されている。

サイドデザインでは、ベース車より54mm低くしたルーフラインが目を引く。ルーフの中央部が低く、外側が少し高いことが、筋肉質な印象を与えている。フロントフェンダーのエアアウトレット「サムライブレード」は、ドア下方部からショルダーラインまで配され、ゴールドカラーの嵌め込みがその存在を一層際立たせてる。

リアデザインは、リアホイール周りの頑丈で力強いフレアーにより、トレッドの広さを強調。ショルダーラインは、リアウィンドウ下部に向かってテーパーがかかっており、トランクリッドへ収束する。リアウインドウラインはベース車より長く、深い。リア部分は、ゴールドの配色と相まって独立した塊感の印象を与えている。

GT-Rの特徴である丸型テールライトは、空洞を囲む細いリングのようなデザインで、トランクの中心とアウターパネルをつないでフロートしているかのような構成に。そして、大きな可変式リアウイングが、全体の印象を引き締めた。

また、フロント21 x 10インチ 、リア 21 x 10.5インチの専用デザインホイールが、堂々としたスタンスをさらに強調。「リキッドキネティックグレイ」塗装仕上げのエクステリアカラーリングは、50周年記念として「エナジェティックシグマゴールド」がアクセントになっている。

インテリアはモダンで高性能な系譜を受け継ぎ、センターコンソール、インストパネル、ドアの内張りには2種類のカーボンファイバーを、シート素材には黒のアルカンターラと、同じく黒のイタリア製レザーを採用した。

エクステリアにあわせて、インストパネル、ドア、未来的なレーシングカーをイメージしたスイッチ類にもゴールドのアクセントを散りばめている。専用ステアリングはハブとスポークがカーボンファイバー製で、リムはフラットボトムのデザインにマッチしたアルカンターラのトリムを採用した。
 

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