2018フォード・フォーカス 初試乗 運転の楽しさ健在
公開 : 2018.07.04 10:30 更新 : 2018.07.04 10:30
最新プラットフォームを採用
骨格となるのはフォード最新の「C2」プラットフォーム。きわめて柔軟性にすぐれるのが特徴だが、もちろん実物は文字どおりにやわらかいわけではない。先代フォーカスよりもねじり剛性は向上し、おまけにおなじ条件で最大88kgも軽量化されたという。
エンジンはガソリンとディーゼルが用意され、マイルドハイブリッドもくわわる予定だ。最新の目玉は1.5ℓのガソリンとディーゼル。ガソリンは、今回乗った181ps版のほかに150ps版もある。いずれも3気筒で、基本的にはフィエスタSTと共通だ。
90%の部品が刷新された1.5ℓディーゼルのほうは、95ps版と120ps版が用意される。さらに150psの2.0ℓもひかえる。
そして今のところはラインアップの最後となるのが、小改良をうけた85/100/126psの1.0ℓ3気筒ガソリンだ。今回は126ps版に乗った。
試乗車のうち、1.5ℓのほうは独立式リアサスペンションがつくSTラインX(2万5300ポンド、368万円)で、車高が少し低められている。1.0ℓはタイタニウム(2万1550ポンド、314万円)でリアサスペンションは半独立だ。両車ともトランスミッションは6段MT、ホイールは17インチで、アダプティブダンパーは非装備だ。
フォーカスの価格帯は1万7930ポンド(261万円)から、上は3万ポンド(440万円)前後となっている。