新型レンジローバー、超高級SUV市場へ ベントレーとロールス狙う 2021年発売

公開 : 2018.07.04 16:10

最新の自動運転技術も

このモデルには、先月発表されたジャガーEペースにも採用された「スマート」設定が用意される。人工知能がドライバーの好みを認識し、シートやミラーのポジションを始めディスプレイの表示内容、エアコンの温度設定などを自動調整する。

次期型レンジローバーはジャガー・ランドローバーでも最先端の自動運転技術が導入される。英国オートドライブプロジェクトにおける自動運転技術のテストを行っている。特に、自力で駐車スペースを見つけて自動駐車を行う機能などが、ディスカバリーをベースとしたプロトタイプで試験中だ。

このレンジローバーは次世代ランドローバーの先端を行くだけでなく、ブランドのフラッグシップでもある。さらに、富裕層をジャガー・ランドローバーが誇るスペシャル・ビークル・オペレーション(SVO)に引き込むことも狙いだ。

今年前半、SVOが手がけた2ドアのレンジローバーSVクーペが発表された。ランドローバーは今後より高い価格帯への参入を狙っている。

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