アウディCEO逮捕 VWグループCEO「グループにとって打撃」

公開 : 2018.07.05 16:40

いかなる結果でも復帰困難なのか

当面のCEO代行には、同社のセールス&マーケティング部門を指揮するエイブラハム・ショットが任命された。

しかし、ある情報筋が「オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ」に語ったところによると、裁判の結果に関係なく、現在55歳のシュタートラーがアウディに復帰することはないという。

「万一、検察官の告訴内容が正しいと証明されたら、シュタートラーの復帰はありえないでしょう」とディエスは言う。

シュタートラーはこれまで8年間アウディを率いてきたが、今回の一件で職を追われることになる。

ミュンヘン検察はシュタートラーの逮捕後、「被告は公判前勾留のため身柄を拘束されました」との声明を発表した。

この逮捕の理由について、検察は「証拠隠滅の恐れがあるため」としている。

この発表では「われわれは捜査内容についてはコメントできません。シュタートラーについては推定無罪の原則が引き続き適用されています」と続けられている。

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