マツダ・アテンザ改良型 2.5ℓガソリン・セダンを評価 ディーゼル車も試乗

公開 : 2018.07.06 19:40  更新 : 2018.07.06 20:04

ワゴン・ディーゼル車 AWDの安定感

試乗:SKYACTIV-D 2.2(ワゴン・AWD)

セダンに続いてステアリングを握った、ワゴンの「XD Lパッケージ」も実に魅力的なモデルだった。2.2ℓ直列4気筒ターボディーゼル、「SKYACTIV-D 2.2」は、最高出力では190psと、「SKYACTIV-G 2.5」のそれと同一のスペックだが、最大トルクは45.9kg-mと、同様の比較では20.2kg-mものエクストラを持つ。

一方でウエイトは、今回の試乗車での比較では、170kgほどのハンデをワゴンは背負うが、加速のスムーズさには、やはりこのトルクの余裕が直接的に表れていた。ノイズやバイブレーションの処理も見事だ。キャビンは高速クルージングでも快適な空間に保たれるから、長時間の移動でもドライバーやパッセンジャーの疲れは、最小限にそれを抑えることが可能だろう。

ちなみにこの「XD Lパッケージ」では、今回試乗した4WDモデルのほかにFFの駆動方式を選択することもできるが、よりアクティブなライフスタイルを考えるのならば、選択すべきはもちろん4WD。この駆動方式によって演出される抜群の安定感、そして走りの高級感は大きな魅力といえる。
 

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