ロードテスト レクサスLS ★★★★★★☆☆☆☆

公開 : 2018.07.29 10:10

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

使い勝手 ★★★★★☆☆☆☆☆

LSのインフォテインメントは、プレミアムカーに期待される機能のほとんどを備え、12.3インチのディスプレイにはグラフィック面の魅力もある。それらを台無しにしているのが、ノートパソコンのようなタッチパッドを用いたインターフェイス。これが、システムの操作しづらさの元凶になっているのだ。

このタッチパネルは、ピンチやスクロール、ドラッグ、ダブルタップといったジェスチャーだけでなく、文字の手書き入力にも対応する。しかし、メニュー操作時には指を置く位置が無駄にファジーだし、マップのスケールを変えるには何度か操作を試さねばならなかった。

オーディオに関しては、パイオニアの12スピーカーシステムがエントリーグレード。最上位はマークレビンソンの23スピーカー・サラウンドシステムで、サウンドは素晴らしく、圧縮データの音楽も生き生きと再生してくれる。

後席用のインフォテインメント・ディスプレイを備えるグレードはプレミアのみ。だが、使い勝手も機能性も新型アウディA8の、取り外してタブレットのように使えるそれに及ばない。

視界


全方位とも良好。曲線的なルーフラインも、後方視界をひどく妨げるものではない。

燈火類

ハイ/ローともすばらしい。アクティブ制御のアダプティブハイビームは、対向車ドライバーの眩惑を防ぐのに効果的だ。

ステアリングとペダル


ペダル配置はほぼ完璧で、ステアリングコラムの調整幅はチルト/テレスコピックいずれも広い。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事