テスラ、モデル3の生産目標達成 高まる作業員の緊張感

公開 : 2018.07.06 11:40

ライン増設も生産ペースの維持は困難

イーロン・マスクCEOの管理により、生産ラインの緊張は高まっている。

生産が遅れたり、設備に問題が生じると、イーロンはエンジニアを怒鳴りつけるのだと工場の作業員は語る。

モデル3に関するテスラの生産遅延問題については、多くの報告がなされており、テスラにデポジットを受け取った台数分を生産できるだけのキャパシティが本当にあるのかという疑問の声も上がっている。

マスクは先月、ツイッターで、テスラは一時的な生産ラインを設置し、モデル3の生産目標達成に向けて増産を進めると語った。生産されるモデル3の1/5が、このラインでまかなわれるという。

モデル3の「生産地獄」については、報道各社の否定的な報道が続いているが、第2四半期が終わるまでに週5000台という生産目標は達成された。

とはいえフレモント工場の作業員にかかるプレッシャーは高まっており、この生産ペースを維持できるかという疑問について、批評家は懐疑的な見方を示している。

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