セアトのパフォーマンス部門「クプラ」 電動「eレーサー」で670ps超え
公開 : 2018.07.06 15:10
セアトの新しいスポーティブランド、クプラは、EVでも「痛快」だと証明しようとしています。軽量化されたボディに65kWhのバッテリーを搭載、679psを叩きだすとのこと。クリーンで効率的なレースを目指しています。
もくじ
ー ツーリングカー選手権のEVカテゴリーに向けたコンセプト
ー クリーンで効率的なレースを目指して
ツーリングカー選手権のEVカテゴリーに向けたコンセプト
セアトのパフォーマンス部門である「クプラ」ブランドから新たに登場する、eレーサーの詳細が公開された。679psの完全電動モデルで、既にサーキットでのシェイクダウンを済ませている。
eレーサーは後輪駆動化されたレオンがベース。65kWhのバッテリーには6072個のセル(携帯電話9000台分)を内蔵し、連続走行で408psを発生。最大出力は679psに達する。
クプラによれば、0-100km/h加速は3.2秒、0-200km/h加速は8.2秒だという。
シャシーの大部分はクプラ・レオンTCRから転用されたもの。レオンTCRは今年のFIA世界ツーリングカー選手権など、多くのレースに参戦している。