アウディeトロン・プロトタイプに初試乗 Q5/Q7の間の電動SUV、極めて重要に

公開 : 2018.07.12 10:40  更新 : 2021.02.09 23:25

ディスプレイを多用 カメラを用いたサイドミラーの設定も

399kmの航続距離には、優れたエアロダイナミクスも大いに関係している。Cd値は0.28で、これを実現するために、通常のドアミラーの代わりにカメラを設置している。ただしこれはオプションで、国によっては法規上認められないこともあるが、アウディは、この新技術が世界中で合法になるきっかけになれば良いと考えている。

ドアにはOLEDスクリーンが設置され、ブラインドスポット・ウォーニングなどを表示し、通常のミラーのように使うことができる。

このディスプレイを採用したことで、キャビンには5つものスクリーンが並ぶことになった。ドライバー前方にはデジタル計器類のバーチャル・コクピット、中央部には上下2段のタッチスクリーンが配置され、見た目、機能ともにA6やA7と近いものになっている。eトロン独自の装備も、このスクリーンのメニューから設定できる。

確かに、アウディが強調する洗練性に異議を唱えることは難しいが、助手席に乗る限り、タウンスピードでの静粛性は既に販売されているEVと大差なかった。

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