アウディeトロン・プロトタイプに初試乗 Q5/Q7の間の電動SUV、極めて重要に

公開 : 2018.07.12 10:40  更新 : 2021.02.09 23:25

高い洗練性 充電ステーション設置で普及を狙う

一方で車内スペースは広い。大人4人が快適に過ごせるほか、600ℓのトランクスペースが確保されている。加えてボンネット下には、充電ケーブルを収納するための60ℓのスペースもある。

アウディによると、eトロンは150kWの高圧充電に対応しており、満充電までにかかる時間はわずか30分という。充電ステーションのネットワーク構築はまだまだこれからの段階だが、今後2年以内に欧州の主要な道路で200カ所、ステーションの設置が決定している。それぞれのステーションには6機のチャージャーが設置され、2020年までにステーション数は2倍になると見込んでいる。

自宅での充電には、汎用のハイパワー充電設備で8時間ほどかかる。

eトロンは来年初頭からデリバリーが開始され、アウディはそれに向けて、少しずつ情報を公開していく。今回はプロトタイプの助手席での試乗だったが、テスラジャガーメルセデス・ベンツから続々と新モデルが登場する中で、eトロンは間違いなくトップクラスの実力を持っている

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