オフローダーを「自社流」に カスタムではなく「作り直し」 アフザル・カーン訪問

公開 : 2018.08.19 12:10

次期型ディフェンダーについてカーンの意見

2年前にディフェンダーの製造を中止したランドローバーは、これを新型に置き換える厄介な仕事に直面している(来年には発売されると予想している)。頑固なディフェンダーのファンであるアフザル・カーンは、ランドローバーのすべきことを知っていると思っている。いや、すべき「だった」ことか。

「この会社のオーナーは今ではインド人です」と彼はいう。「英国には衝突規制があり、それでディフェンダーは生産中止になりました。わたしなら製造をインドに移して、そこで生産を続けたでしょうね。こんなにかっこいいクルマをランドローバーが今後つくることはできないでしょう」

「ランドローバーはメルセデスの新型Gクラスに学ぶべきだと思います。メルセデスは旧型のレプリカをつくっただけなんです。外観など旧型そのままです。あと、そう。メルセデスのマーケティングからも学ぶべきことは多いでしょう」

さっぱりとした物言いのアフザル・カーン。しかし本質をついており、大きくなった自動車ブランドにとって、改めて学ぶことも多いはずだ。

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