軽自動車70年の歴史 日本ならではの傑作小型車26台 後編

公開 : 2018.10.13 06:10  更新 : 2021.01.30 21:32

ホンダ・ビート(1991年)

1990年1月1日に実施された軽規格改定では、排気量が660cc、全長が3.3mへ上限を引き上げられた。ただし、馬力上限は1987年にスズキがアルトワークスで達成したことを機に設定された64psの「自主規制値」を超えることはなかった。このルールの枠内で生み出されたMRレイアウトの2座コンバーティブルがビートで、本田宗一郎が生前に見届けた最後の新型車となった。656cc直3ターボを搭載し、最高速度は135km/h。1998年までに、約3万4000台が生産された。

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