ホンダN-VANにみる、軽バンの「カングー化」 ユニークさ人気に 維持費のメリットも
公開 : 2018.07.17 15:10
ユニークな軽に注目あつまる
ここで紹介したN-VANをはじめ、最近の軽自動車は面白いモデルが増えている。
20年ぶりにフルモデルチェンジされたスズキ・ジムニー。軽自動車ながら本格的オフローダーとしての立ち位置は変えず、頑なまでに走破性にこだわった造りは、孤高の存在といえる。そのせいか、色やグレードによっては納車まで早くも半年待ち、なんて話も聞く。
軽自動車の原点に立ち返って、エントリーユーザーである若い女性にターゲットを絞った、ダイハツ・ミラ・トコット。「シンプル・イズ・ベスト」の発想は、シニア層や若い男性にも受け入れられそうだ。
そして、軽トラックながら居住性を考慮してキャビンを大型化しながら、荷台の大きさを確保して使い勝手も考慮したスズキ・スーパーキャリイ。予防安全技術も標準装備している。
いずれも爆発的に売れるモデルではないだろうが、ニッチなポジションで人気を呼びそうだ。
軽自動車といえば、豪華装備を満載して価格も高くなってしまったハイト系ワゴンばかりが注目される時代が、どうやら変わってきたように思える。