クラリティPHEV 今までのPHEVとの違い、ミニインプレ ホンダ
公開 : 2018.07.19 11:30
試乗 ペダルにクリック感
テストコースでのインプレッションを一言で表せば「限りなくEVに近いPHEV」となるだろうか。
ほぼフル充電の状態で走り出すと、ノーマルやECONモードではアクセルを全開にしても、ほとんどエンジンがかかることはない。ハイブリッドモードでは積極的にエンジンがかかるが、音や振動が大きくなることはない。きわめて静かだ。
充電状態に応じてパワートレインのオペレーションが変わり、アクセルを踏み込んでいくとエンジンがかかる直前で、ペダルにクリック感を与えている。
つまり「これ以上踏むとエンジンがかかりますよ」と教えることでエネルギーセーブを促しているわけだ。
この走りのフィールは、日本やヨーロッパの他のPHEVとは違う、独特のものだ。
ステアリングのパドルで減速を4段階に変えられるが、テストコースの試乗では違いは分かりにくかった。