マセラティ・レヴァンテSグランスポーツ2018年モデル 試乗 マイナーチェンジで高まる洗練度
公開 : 2018.07.26 10:10 更新 : 2018.07.26 10:47
デザインやソフトウエアをアップデート
さらに2019年モデルでは、フェラーリ製のガソリンエンジンに新しい選択肢が加わる。430psを発生するレヴァンテSの下位モデルとして、350psを発生する3.0ℓV6エンジンが追加されるという。ただし、この新しいV6エンジンは9月ごろの登場予定となる。
したがって現状では、2018年モデルと同じ、430psのレヴァンテSと274psのV6ディーゼルが、試乗可能な2019年モデルとなっている。
アピアランスでは、グランスポーツとグランルッソのモデルグレードそれぞれに、ディティール部分でのデザインの変更を受けた。フルLEDのマトリックス・ヘッドライトを装備し、インテリアデザインも部分的にだがアップデート。新しいシフトノブとドライブモードスイッチが装備され、インフォテインメント・システムのグラフィックも刷新されている。
さらに重要なドライビング性能の面では、車両統合制御システムとして、マセラティ・インテグレーテッド・ビークル・コントロール(IVC)が初めて導入されている。これは、運転状況を監視し、エンジンの回転数やブレーキの効きを自動で調整することで、走行パフォーマンスを向上させるもの。マセラティのエンジニアが述べていたが、正常に機能している限り、介入はドライバーが気づかないうちに行われるという。
新しいモデルイヤーの仕上がりを確かめてみよう。