アリエル、チタン・フレーム・モデルを製作中
公開 : 2013.03.26 10:58 更新 : 2017.06.01 01:50
アリエルは、チューブラー・スティール・フーレムよりも40%も軽くなるチタンを使ったモデルを開発中だ。車両全体の重さも、このチタン・フレームの採用によって8%軽くなる。また、チタンは、スティールよりも遥かに強い剛性を持つ。
但し、チタンの溶接技術は難しいものがある。アルゴン溶接が必要とされるのだ。アリエルはその溶接技術をフロームに拠点を置くケージド・レーザー・エンジニアリングと共に開発し、テクノロジー・ストラテジー・ボードとニッチ・ビークル・プログラムによって資金を提供してもらっている。
アリエルのサイモン・ソーンダースは、「開発が終われば直ぐにでも限定モデルを発表したい。」とAUTOCARに語っている。
エンジンは、ナチュラル・アスピレーションのホンダ・エンジンで、このリミテッド・エディションの車重は500kg以下になる予定だ。当初、このアリエルは非常に軽量のローバーのKシリーズを積んでいたが、現在は遥かに信頼性が高いといういう点から、若干重いホンダ・エンジンを搭載しているのだ。