メルセデス・ベンツCクラス改良新型、日本発売 価格449万円~
公開 : 2018.07.25 12:10 更新 : 2018.07.25 12:34
改良型Cクラス パワートレイン
C200 アバンギャルドには新開発の1.5ℓ直列4気筒ターボエンジン「M264」と「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」、「48V電気システム」などの新技術を採用。効率性、快適性、高性能化を同時に実現した。
M264エンジン
最高出力:184ps
最大トルク:28.6kg-m
ターボチャージャーにはツインスクロールシステムを採用したほか、可変バルブタイミングを搭載。また、エンジン内部の摩擦低減対策として、メルセデス・ベンツが特許を取得した、「CONICSHAPE®加工」を採用した。これは、シリンダーウォールをフォームホーニング加工する際に、底部に向けてやや広がる形とすることで、ピストンスカートに発生する摩擦を低減する技術。
さらに、スターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」、「48V電気システム」は、回生ブレーキなどにより発電した48Vの電気を1kWhのリチウムイオン電池に蓄電し、必要な際に最高出力14ps、最大トルク16.3kg-mを発生し動力を補助する。
回生ブレーキによる燃費低減効果だけでなく、ターボチャージャーの過給圧が十分に高まるまでの間のアシストを行い、スムーズな加速に貢献。また変速時には、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。
そのほかにも、ウォーターポンプが電動化され、冷却能力を必要に応じて最適に調整することができるほか、エンジンを止めた状態で走行するコースティングの実現もトピックだ。