フルオプションでクルマの価格はどう上がる? 15台を検証 後編
公開 : 2018.09.09 06:10 更新 : 2019.05.04 13:03
ダッジ・チャージャー・ヘルキャット:7万7304ドル(約858万円)
チャージャーのラインナップは、11グレードと多岐に渡る。その頂点に君臨するのが、ダッジが誇るヘルキャットだ。717psのV8はもちろん最もパワフルなユニットだが、その代償が燃費なのも言うまでもない。混合モードで8.0km/ℓという大食らいは、アメリカでは燃料消費の多いクルマを対象とする追加課税の対象に。同様の扱いを受けるモデルは錚々たる面々で、アストンマーティン・ラピードSやロールス・ロイス・レイス、ベントレー・ミュルザンヌ、そしてランボルギーニ・アヴェンタドールSと、ある意味エリート揃いである。
オプションは主にルックス関係で、ブラック塗装のルーフや20インチのアルミホイール、赤いシートベルトといったところ。それらをフル装備すると、SXTグレードより4万8309ドル高いクルマのできあがり。パーセンテージでみれば167%のアップだ。