追悼 セルジオ・マルキオンネ 画像で振り返るその人生 前編

公開 : 2018.07.27 11:10

マルキオンネ、フィアット入社(2003年)

セルジオ・マルキオンネは2003年にフィアットの取締役として入社した。彼は自動車産業において全くの未経験であったが、金融における経験やその勤勉さ、投資家への受けの良さかが買われた形であった。

これこそが倒産寸前のフィアットが求める能力だった。イタリアの投資家、ロベルト・コラニーノが投資と自らのCEOへの就任を提案したが、取締役会が拒否した。同時に浮上したうわさによれば、同社は自動車製造部門を売却し、トラクターや保険などのより収益性の高い分野に注力する方針であったようだ。

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