キア・シードにホット・ハッチ
公開 : 2012.03.17 10:31 更新 : 2021.03.05 21:39
キアは向こう12ヶ月から18ヶ月の間にデビューさせる新しいシードにホット・ハッチ・モデルを登場させる予定で、その公式なデザイン・スケッチがキアから発表された。
エンジンには先のジュネーブ・モーターショーで発表されたヒュンダイ・ヴェロスター・ターボ用の、183bhpのパワーと27.5kg-mのトルクを持つ1.6リッター・ツイン・スクロール・ターボ・エンジンが搭載される予定。しかし、キアのエンジニアは、更にその上のパワーを持つようになるかもしれないと語った。
キアの情報筋はAUTOCARに語った。
「非常に広いパワーバンドを持つようになる。現在、220bhpを目指すべきなのか、それともおおよそ200bhpにすべきかで議論している。大事なのは、このクルマが売れることだ。確かに目を引くトップ・エンド・パワーの数値も必要だが、実際には試乗をしてもらえば、そんな数値は吹っ飛んでしまうことになるだろう。」
シードの兄弟車、ヒュンダイi30もホット・ハッチ・バージョンの予定がある。ヒュンダイのヨーロッパの責任者、アラン・ラッシュフォースは先月、i30の発表時にこういった。
「われわれはホット・ハッチの用意がある。しかし、それはパワーだけでなく、乗り心地やハンドリングについてもダイナミックな向上が必要になろう。」