キャデラックCTS、フェイスリフト
公開 : 2013.03.26 17:55 更新 : 2017.06.01 01:50
キャデラックはニューヨーク・モーターショーで、フェイスリフトを施したCTSを発表する。
CTSがATSとは離れたイメージとなる劇的なフェイスリフトで、このマイナーチェンジによってCTSは大きく再設計されたも同然だとキャデラックは語っている。また、それと同時に、ヨーロッパのライバル、メルセデス・ベンツEクラスやBMW 5シリーズに対してもよりコンペティティブになったとしている。
その最も大きな変更点はデザインだ。キャデラックのアート&デザインという言語テーマは保持しているものの、ATSやELRのテーマを更に激しくしたようにとれる。正面の細いLEDヘッドランプや突出したバンパーは、よりアグレッシブになっている。
エンジン・ラインナップには、新しいツインターボV6が加えられる。この3.6ℓユニットは、420bhpのパワーと57.1k-gmのトルクを持つ。キャデラック初となる8速オートマティック・トランスミッションとの組み合わせで、0-100km/h加速は4.6秒、トップ・スピードは274km/hに達する。
この新しいパワー・トレーンは、「力と洗練さ」を届けると同時に「キャデラックのもう一方の大きなステップとなる」とチーフ・エンジニア、デイヴィッド・レオーネは語っている。
この他のエンジン・ラインナップは、272bhpの2.0ℓ4気筒ターボと、321bhpを発揮するノーマル・アスピレーションの3.6ℓV6が用意される。