ロードテスト ポルシェ911GT2 RS ★★★★★★★★☆☆

公開 : 2018.08.05 06:10

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

使い勝手 ★★★★★★★★☆☆

911GT2 RSに標準装備されるインフォテイメントシステムは、7.0インチのタッチパネル式ディスプレイを用いるポルシェ・コミュニケーション・マネージメント。ナビゲーションはネットワーク接続対応で、より洗練されたジェスチャーコントロールのロジックは3年前に991世代の911がマイナーチェンジした際に導入されたものだ。4Gデータ通信デバイスを内蔵し、アップル・カープレイがインストール済みだ。

スタンダードな仕様のオーディオは、サウンドパッケージ・プラスと呼ばれるもの。8スピーカーとデジタルラジオチューナーを備え、出力は150Wだ。アップグレードを望むなら、12スピーカー/555WのBoseが、1002ポンド(15万円)でオプション設定されている。

また、軽量化を望むなら、オーディオとインフォテイメント系のレスオプションも無償で選択可能だが、値引きされるわけでないのは釈然としない。ディスプレイのあった場所に小物入れが付くのが、せめてものなぐさめといったところか。

ナビゲーションは、表示がクリアで使いやすい。標準オーディオのデキはまずまずだが、エキゾーストノートに飽きても、それをかき消すほどのパワーはない。

視界

ミドシップ・スーパーカーの水準に比べれば、ずっと楽に周囲を見渡せる。ただし、リアウイングは当然ながら後方視界を妨げる。

燈火類

ヘッドライトにはバイキセノンが標準装備されるが、LEDへの無料換装も可能。キセノンの方が軽量で、それを踏まえれば明るさにも満足できる。

ステアリングとペダル


ブレーキペダルがやや左へオフセットしているが、右足で踏むのに苦戦するほどではない。その他の部分のエルゴノミクスはバッチリだ。

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