クラリオンに驚いた 新カーナビ「NXV987D」、クアッド・ビュー/Door to Door ナビ
公開 : 2018.08.01 07:10 更新 : 2021.03.05 21:28
駐車場から目的地までの「徒歩ルート」をスマホに表示。広い駐車場で「愛車の位置」をスマホに案内。そんなコトができる新カーナビが「クラリオン」から発売。4画面のクアッド・ビューとDoor to Door ナビゲーションを実体験しました。
Quad View(クアッド・ビュー)とは?
クラリオンの新型カーナビ「NXV987D」は、わたし達が知っているカーナビとは2つの点が異なる。
なによりもまず、9型の大きなディスプレイ(表示部:横199mm×縦112mm)が、4つの画面に分かれている。
・ナビ領域
・オーディオ領域
・アプリ領域(グーグル検索/天気など)
・ツール領域(時計/通話など)
という4機能が、1画面に同時表示されるのだ。それだけではない。
その4画面の配置を指先で好きなように入れ替えられ、サイズも調整できてしまう。
4画面の入替え、拡大縮小が自在
使いたい画面、1番近くに
例えばオーディオを操作したいとき、「オーディオ領域」が助手席側(画面の左上)にあっても、簡単に引き寄せることができる。
「オーディオ領域」に指をあて、ドライバー側(右側)に払う。これだけだ。スワイプした始点と終点の領域が入れ替わり、操作したい画面を手元に配置することができる。
もちろん、戻すことも簡単。オーディオの操作を終えて、ナビ領域を手元に配置したいなら、ドライバー側(右上)の「オーディオ領域」を助手席側(左側)に払うだけ。
オーディオ領域が左上に戻り、ナビ領域がドライバー側(右側)に戻ってくる。
ナビを大きく表示したい
画面のサイズを調整したいなら、4画面の境界線が交差するクロスポイントを指先で動かそう。
指先でクロスポイントをドラッグしていけば、ナビ領域が大きくなり、残りの3画面が小さくなる。もちろんナビ領域を全面表示するなんてこともできる。
注目は、画面の2/3ほどまでナビ領域を広げると、およそ7型相当(約6.7型)のサイズになること。4画面表示(クアッド・ビュー)を維持しながら、ナビとして十分なサイズにできるのだ。9型ディスプレイという大画面を採用したメリットである。
次世代のヒューマン・インターフェイスを思わせるNXV987Dのクアッド・ビューだが、このカーナビが本領を発揮するのは、ここから。「Door to Door ナビゲーション」は、是非知っておきたい次世代機能である。