50億円超の予想落札額 フェラーリ250GTO RMサザビーズに出品

公開 : 2018.08.06 10:50  更新 : 2020.12.08 18:48

レースからは引退 現在に至る

シリーズ1とシリーズ2の間には細かな違いがある。後者はノーズに縦長の冷却口があり、はめ込まれたサイドライトやリベット留めされたリアスポイラーなどが特徴だ。

これらの変更が加えられた後、このGTOはレースの世界から退き、現在にいたるまで複数のフェラーリコレクターの手によって維持されてきた。この写真の人物は1960年代後半にこのクルマを所有したジャック・ル・フォートだ。

2000年、現在のオーナーであるグレッグ・ウィッテン博士がこのGTOを購入した。1982年に始まったGTOアニバーサリーツアーをはじめとして、数々のヴィンテージイベントに参加している。

このクルマは8月24日と25日に行われるRMサザビーズのオークションに出品される。昨年の同じオークションでは、落札総額は1億3300万ドル(148億円)に達し、このときアストン マーティンDBR1に2250万ドル(25億円)の値がついた。

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