メルセデス・ベンツCLSシューティング・ブレーク
公開 : 2012.03.17 10:51 更新 : 2017.06.01 00:54
北スカンジナビアで冬の間にテストされたメルセデス・ベンツCLSシューティング・ブレークのスクープ写真だ。この新しいシューティング・ブレークは、11月には英国のショールームに並ぶはずのモデルだ。
CLSシューティング・ブレークは、そのデザイン面においてカスタムメイドの2ドア・シューティング・ブレークの影響を受けているが、アウディA7やBMW 5シリーズGTをライバルとする実用的なモデルである。
新しいBクラスのMFAプラットフォームを利用して造られるひと回り小さなCLCシューティング・ブレークとイメージを共有する、ニッチなマーケット向けのモデルで、その大きく口を開けたフロント・グリルと、LEDヘッドライト・デザインは、先頃発表された第2世代のCLS4ドアに準じる。
しかし、リア部分はスタンダードなCLSとは異なり、かなり角度のついたリア・ウインドーと、トップ・ヒンジのテール・ゲート、リア・ウイングに収められた大型のLEDランプなどが特徴だ。
荷室能力は高められているものの、おそらくその能力はEクラス・エステートよりは高くないだろうかが、Eクラスのエステートとは直接的なライバルにならないだろうということは、この写真からも明白だ。
エンジンは、標準的なCLSの4気筒2.1リットルと3.0リッターV6ディーゼルと、3.5リッターV6、そして4.7リッターV8ターボのガソリンが搭載されることになる。また、ツイン・ターボ5.5リッターV8のAMGバージョンも登場する予定だ。