ライドシェア、日本解禁? 注目のワケ 「合法的白タク」解禁に繋がるか

2018.08.03

なぜいま、オンデマンドシャトルが注目される?

オンデマンドシャトルとは、ユーザーが必要とする時間と場所の要望(デマンド)に対して、車両サービスを行うもの。

日本では、オンデマンドバスやオンデマンドタクシーという形で全国各地で運用されているが、多くの場合はサービスセンターに電話をかけて依頼するアナログな方式をとっている。

一方、欧米で近年普及が進んでいるオンデマンドシャトルサービスでは、クラウド上での情報処理に最先端アルゴリズムを駆使して、ユーザーの要望と事業者の運用コストを最適化できるようになった。

こうした最新技術を使って、都市部の渋滞緩和に役立てようという動きが世界各地で活発化している。通勤や通学での乗用車利用を減らすなど、交通流をコントロールして快適な市民生活をサポートしようというのだ。

一般的には、乗用車での移動以外にはバス、鉄道、タクシーなど公共交通機関を使うが、乗車/下車位置や運航ダイヤが限定的であったり料金が高いことがデメリットだ。

これに対して、最新のオンデマンドシャトルサービスでは停留所を決まった位置ではなく、利用者のリクエストによってスマホのアプリ上のヴァーチャルストップとして設定できるなど、サービスに柔軟性がある。

価格についても、バスとタクシーの中間といったイメージの安価な設定としている。

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